40代の平均貯金額、負債額
貯金金額 | 総金融資産 |
---|---|
490万円(単身世帯) 444万円(ファミリー世帯) |
1089万円(単身世帯) 913万円(ファミリー世帯) |
※家計の金融行動に関する世論調査(平成26年調査)を元に作成
以下は、同調査に基づく、貯金を含むその他の金融資産の分布を示します。
※信託=金銭信託、生保=生命保険(学資保険等含む)、損保=損害保険、年金=個人年金保険
保有資産分布 | 貯金 | 信託 | 生保 | 損保 | 年金 | 債券 | 株式 | 投信 | 財形 | 他 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
40歳代(独身) | 490 | 4 | 100 | 7 | 77 | 79 | 154 | 117 | 36 | 24 |
40歳代(家族) | 444 | 0 | 262 | 19 | 61 | 5 | 47 | 20 | 47 | 8 |
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40代、今後高騰する子育て費用に加えて、老後資金も検討を
40代~50代にかけて、子供が大きくなって教育費がかかってくる時期に差し掛かります。
「子育て費用とマネープラン」によると、高校生なら3年間で約100(公立)~300万円(私立)、大学になると自宅通学(国立)で500万円、下宿通学(私立・理系)で1200万円もの教育費が必要になります。
これに対しての備えをしていく必要があります。
資産の配分を見てみると、シングル層は株式(154万円)、投資信託(117万円)と資産の約25%ほどをリスク性の運用をとっており、ある程度の投資でも殖やすという方向に前向きに見えます。一方、ファミリー世帯の場合は株・投信の合計で67万円と7.3%という低い割合となっています。
もちろん、40歳代になってくると子どもの教育費負担も増加してくるため、流動性の高い現金などでの保有も好ましいところですが、ゆとりある老後を目指すうえでも少しずつ老後資金のことも考えていきましょう。
なお、ゆとりある老後を過ごすためには月37万円(夫婦)が必要と言われています。公的年金などの年金だけではこれに備えるのは不可能です。
年金以外の手段で積立貯金や投資を通じてすこしずつ財産を形成していく必要があります。
40代にお勧めの貯金方法
ある程度のまとまった貯金ができているようならその資金の「運用」も一つの手段として考えましょう。投資といっても何もリスクが大きいものだけではありません。
ミドルリスク・ミドルリターンの投資も存在します。また、一度のまとまった投資をするのではなく、複数の投資商品に分散投資をすることでリスクを低減させることも可能です。
投資の参考サイト
・はじめての国債投資
・投資信託入門講座
・株初心者のための株式投資講座
その一方で、将来の教育費といったように近々に必要で「絶対に削れないお金」というものもあるはずです。こうしたお金に関してはリスクをとって投資をするのではなく、多少金利は低くても安全性の高い「定期預金」などで運用するのが基本といえます。
なお、定期預金といっても大手都市銀行に預けるのと、金利が高めのネットバンクなどに預けるのとでは金利の差もあります。
「定期預金金利ランキング」などを参考に、少しでも有利な銀行の定期預金に預けましょう。
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